hanamiについて、増田貴久について
増田貴久の二面性が怖かった。
いつもアイドルとして自分の人間性を多く語らないでいるのに、ソロや「生きろ」みたいな曲で自分を切り売りしているような切迫感が怖かった。
命を燃やしている、としか言い表せないほどのそれは、目を背けたくなるほどだった。
hanamiも、同じだ。
また、増田貴久は、私たちのために、ひとつの憧れを、生物として当たり前の希望を、捨てようとしている。その悲しみを愛に変えて、私たちに伝えようとしてくれている。
増田貴久はやさしい人だよ。ずっとずっと、知ってるもん。
でも、他人の幸せのためにする自己犠牲なんて、クソッタレだ!!!!!!!!!!!!!
アイドルとしての覚悟の歌なのかもしれない。純粋な憧れへの決別なのかもしれない。それがウチらへの愛の証明だとでも?
ウチらのお前への愛を、舐めるなよ。ウチらは増田貴久に恋してるだけじゃない。ちゃんと愛してるよ。お前の幸せを、唇噛みちぎりながら祈ってる。
確かに、私が尊重できる幸せには限界がある。私の幸せのためなら増田貴久の幸せなんて二の次だ。だって、増田貴久は私と幸せになってくれるわけじゃないから。
それと同時に、あなたの幸せを大事にしたい気持ちも本当だよ。
私は子供を持ったことがないし、子供が欲しいと思ったこともないから、増田くんの気持ちは、ぜんぜんわからないよ。
そんなにつらいなら、アイドル辞めなよ。アイドルでいたいなら、そんな悲しい気持ちを見せないでよ。私たちが夢を見ていることは、あなたが誰よりもわかっているはずだよ。夢を見せれないくらいつらいのならアイドル辞めなよ。私たちがその苦しみを押し殺した愛の証明を、喜ぶって本気で思ってるの? そんな苦しい思いをしてまで笑う増田くんのことを手放しで喜べるほど馬鹿じゃないよ。
増田くんは、欲張らず、片方の幸せだけを選んだのかもしれない。でも、その決意は、そっとしまっていて欲しかった。
等身大の増田貴久を見るのは、まだ怖くて、ごめんね。君がかけてくれた魔法の熱に、ずっと浮かされていたかった。
追記
増田くんにアイドルでいてほしい。からこそ、苦しむ姿は見たくない。アイドル辞めてほしいなんて、本気で思ってるわけない。
上記では棘のある言い方になってるけど、アイドル辞めろなんて思ってない。アイドルじゃない形の幸せを諦める増田くんを見たくない。増田くんの笑顔が好きだから。ほんとうに、それだけなのにな